外反母趾
外反母趾とは|三条市の野島整骨院
足の親指(母趾)の先が人差し指(第2趾)の方に「くの字」のように曲がり、親指のつけ根の関節が内側に突出したように変形を起こします。内側に突出した部分が靴などに当たることで炎症を起こし痛むようになります。母趾の曲がった角度を外反母趾角と言い、この角度によって病態が診断されます。15度未満であれば正常、15~25度が軽度、25~40度なら中程度、40度以上は重度とされています。
原因|三条市の野島整骨院
外反母趾が起こる原因には“外的要因”と“内的要因”とに分けられます。
・外的要因
外的要因として多くを占めるのは、足に合わない靴と言われています。特にハイヒールは外反母趾の最大の原因と考えられています。足底には縦横にそれぞれアーチ構造というものが存在します。土踏まずもその一つです。このアーチ構造は足が地面に接地し荷重が加わる際に衝撃を吸収し、足の様々な関節への衝撃を軽減するクッションの役割を担っています。
しかし、現代社会ではこのアーチ構造が崩れやすい状況が多くなっています。
その一つが足に合わない靴です。ヒールの高い靴は前足部にかかる体重が増大し、4㎝のヒールで約1.5倍、9㎝で約3倍に増えると言われています。それにより足底の横アーチが崩れてしまい開帳足になることが一つ外反母趾の原因となります。また、骨盤・足の関節の歪みがあることで足の負担が大きくなることもアーチ構造が崩れやすい要因に上げられます。
そしてさらに、先の細くなった靴を履くと親指の付け根から「くの字」のように曲がってしまい外反母趾になってしまうと言われています。
また、アーチ構造が消失してしまう原因として生活習慣が挙げられます。現代社会において乗り物を利用する機会が増加し、歩く機会が減少傾向にあります。近年では乳幼児期から靴を履く機会が増え、筋骨格形成期において重要な期間に悪影響を与えている可能性があると言われています。本来は乳幼児期には裸足で歩かせたり、鼻緒のある下駄やサンダルで歩かせることが望ましいと考えられています。
そのため足の筋力が低下する傾向にあり、アーチの消失した扁平足や開帳足になる方が増えてきています。これも外反母趾が起こりやすい要因の一つとなっています。
・内的要因
外反母趾の発生頻度は男女で1:10と女性が圧倒的に多くなっています。これは男性と比べると女性の方が比較的関節が柔らかい、筋力が乏しいため、女性であることが内的要因に上げられます。
また、足の形態的な特徴の違いによっても外反母趾のなりやすさが変わってきます。
先天的に扁平足の場合、足の指の長さによって大きく三つに分けられ、中でもエジプト型(母趾から小趾にかけて長さがだんだん短くなる足)とギリシャ型(母趾より第2趾が長い足)などが外反母趾になりやすいと考えられています。関節リウマチやエーラス・ダンロス症候群などの全身関節弛緩を起こす基礎疾患がある方もなりやすいと考えられています。
治療の流れ|三条市の野島整骨院
①外反母趾の程度を確認
丁寧なカウンセリング、検査で外反母趾の程度などを確認します。
②炎症に対する処置
外反母趾では患部に炎症を伴っているケースがあります。炎症がある場合は、骨格矯正や筋肉調整をするだけでは患部の血行が急に良くなりすぎてしまい、炎症による痛みが増してしまいます。
当院では、検査で炎症があると判断した場合、患部を冷やしたり超音波などで、早期に炎症による痛みが軽減するよう処置を行います。
③筋肉調整
外反母趾を発生させている原因の筋肉に対して、筋肉調整を行います。
④足の縦アーチ、横アーチ調整
足の縦横のアーチが崩れていると、歩行時などの際、足の裏に正しく体重がかかりません。
外反母趾の患部だけに負荷がかからないよう、足の縦アーチ、横アーチで体重を支えられるように調整します。
状態次第で、外反母趾個所を矯正したり、テーピングで母趾の角度を調整することもあります。
⑤頭部~股関節の骨格矯正
首から股関節に歪みが生じていると、外反母趾の患部に多くの体重がかかり過ぎ、痛みが増したり、外反母趾が進行してしまいます。
また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、さらなる外反母趾の痛みの原因にもなってしまいます。
三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除く施術を行います。
また、頭蓋骨の歪みを取り除き、連動する外反母趾の早期改善を目指します。
⑥ストレッチや運動指導
ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。運動を強制することはありませんが、お時間に余裕がある時には、無理なく運動することで症状の早期改善、再発防止を期待できます。
当院では、原因の筋肉の緊張を取り除くだけではなく、骨格のバランスを整え、頭蓋骨のバランスを縫合(骨のつなぎ目)レベルで整えることによって頭蓋骨と連動する足の痛みやしびれを解消するだけではなく、筋肉、筋膜、骨膜の血行を促進させ今後の予防メンテナンスを含めた治療を行っていきます。
三条市で外反母趾でお悩みの方がいましたら、一人で我慢せず一度野島整骨院を頼ってください。
Q.外反母趾の原因は?
A.足に合わない靴や、高いヒールなどを長時間履き続けることが多くの原因です。また、体質的に靭帯が柔らかい人なども注意が必要です。
Q.外反母趾の予防はどうすれば良いですか?
A.足底のアーチの低下や足の裏の硬さなどにより、痛みが誘発されることが多いので、足の指のストレッチや、足の裏のマッサージをすることで痛みが軽減されることがあります。
Q.テーピングは効果がありますか?
A.効果的です。外反母趾は親指が内側に入りすぎてしまった状態なので、外側に引っ張るようにしてテーピングを巻くと効果的です。
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