頚椎症
頚椎症とは|三条市の野島整骨院
頚椎症とは首の骨(頚椎)のクッション材となっている椎間板や、首の骨自体が年齢によって変形することで、脊柱管や椎間孔が狭くなってしまう状態です。また、頚椎に骨棘(骨が棘上に出っ張る事)が出来てしまったり、靭帯の石灰化などにより、脊髄や神経が圧迫されてしまい症状が出てしまう事もあります。
また神経の圧迫部位によって「頚椎症性脊髄症」と「頚椎症性神経根症」と大きく分けられます。
・頚椎症性脊髄症
頚椎症性脊髄症とは、上記で述べた原因により脊柱管にある脊髄が圧迫を受けて、手足に痛み、痺れ、運動障害が生じる疾患です。また脊髄症の場合は、「頚椎症性神経根症」と違い、 左右両側に症状が出る事もあります。症状が進行してくると下半身の筋力低下も現れる事があり、歩く事に支障が出てきます。
・頚椎症性神経根症
頚椎症性神経根症は、脊髄症と違い左右どちらか片方に症状が出る事が多いです。また、腕や手など限局して症状が出やすい事も特徴です。どちらの症状も頚椎の過伸展(上を向く動作)はなるべく避ける方が良いです。うがいや美容院での洗髪なども首に負担がかかってしまうため注意をする必要があります。また枕も高さの低いものを使った方が首に対する負担は減少します。
治療方法|三条市の野島整骨院
①筋肉調整
痛みを発生させている原因の筋肉に対して、筋肉調整を行います。首回りだけでなく、筋膜上のつながりのある箇所を調整することで、首の筋肉や骨にかかる負荷を軽減し、症状の軽減を図ります。
②頭部~股関節の骨格矯正
首から股関節に歪みが生じていると、背骨の可動域に制限がかかります。背骨の可動域に制限がかかってしまうと、周囲の筋肉の負担が増大、その結果、筋肉の過緊張を引き起こし首の筋肉や骨に大きな負荷がかかってしまいます。
また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、さらなる痛みやしびれの原因にもなってしまいます。
三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除く施術を行います。
また、頭蓋骨の歪みを取り除き、症状の早期改善を目指します。
③ストレッチや運動指導
ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。
運動を強制することはありませんが、お時間に余裕がある時には、無理なく運動することで症状の早期改善、再発防止を期待できます。
当院では、原因の筋肉の緊張を取り除くだけではなく、骨格のバランスを整え、頭蓋骨のバランスを縫合(骨のつなぎ目)レベルで整えることによって、筋肉、筋膜、骨膜の血行を促進させ今後の予防メンテナンスを含めた治療を行っていきます。
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