成長痛
成長痛とは|三条市の野島整骨院
成長痛とは、主に13歳から15歳に起こる事が多いです。
膝から足にかけて痛みが生じることが多いのですが、股関節、かかと、ふくらはぎ、太ももなどにも症状が出ることがあります。成長痛では、膝のオスグッド病をよく耳にするかと思います。
他にも踵のシーバー病や運動をしているお子さんに多いスポーツ障害も成長痛の一つとして数えられがちですが、それぞれ症状も異なり、同じ成長痛として考えるのは間違っています。
オスグッドは太ももの前の筋肉の強い収縮により引っ張られ痛みが発生する症状です。オスグッドの特徴は、骨の成長過程である、10歳~15歳のスポーツをしている子供に多くみられ、陸上選手や野球、サッカー、バスケット、バレーボールなど脚に負担がかかるスポーツで多くみられます。
また成長痛の1つであるシーバー病とは、踵に現れる成長痛(骨端症)になります。
主に
⓵運動中のみ痛みが発症し、休むと痛みが軽減する。
⓶踵が痛くて、つま先立ちで歩いてる。
⓷踵のまわりが腫れている。
といった症状に心あたりがある方はシーバー病の可能性が高いです。
シーバー病とは、踵の骨の骨端が足の裏の筋肉やアキレス腱に引っ張られ、はがれたり、骨端の軟骨に炎症がおきている状態です。
シーバー病になりやすい人は以下のような傾向があります。
①スポーツを盛んにやっている人
②10歳前後の成長期
③足のアライメントが不良の人(扁平足、外反母趾、内反母趾)
④男の子(女の子の2倍)
⑤(特にジャンプや長く走ることが多い)サッカー、バレーボール、バスケットボールをやっている人
原因|三条市の野島整骨院
オスグッド・シュラッター病の原因は太ももの前の筋肉である大腿四頭筋と呼ばれる筋肉にあります。大腿四頭筋は骨盤の下前腸骨棘からひざ下にある脛骨の脛骨粗面と呼ばれる膨らんだところにかけて付着し、股関節を曲げる、膝を伸ばすといった働きがあります。 そのため、蹴る、ジャンプ、着地、走る、止まるといった動作が多いスポーツ(サッカーやバスケ、バレーボール、陸上など)で発症のリスクが高くなります。
プレー後のケアがされないままだと筋肉に疲労が蓄積し、筋肉の緊張が高まり固まってしまいます。この緊張した状態が続くと筋肉が付着している骨を過度に引っ張ってしまいます。オスグット・シュラッター病の場合、大腿四頭筋が付着する特に脛骨粗面が引っ張られ、膨隆し、やがて解離を起こし痛みを伴う炎症が生じます。さらに、成長期の子供に起こりやすい理由として、骨と筋肉の成長速度の差にあります。
成長期の11歳から13歳くらいに身体の発達が著しくなります。しかし、骨の成長速度は筋肉や腱などの周囲組織の成長速度に比べ早いため、骨と筋肉などの周囲組織とのバランスが不均衡になってしまいます。そのため骨が成長し、成熟したての頃は筋肉の成長が追い付かず、常に筋肉の付着部に牽引力がかかった状態になってしまうためです。
治療の流れ|三条市の野島整骨院
①痛めている個所、痛みの出ている原因の解明
丁寧なカウンセリング、検査で痛めている個所、痛みの出ている原因を究明します。
②炎症に対する処置
成長痛では患部に炎症がことがあります。炎症がある場合は、骨格矯正や筋肉調整をするだけでは患部の血行が急に良くなりすぎてしまい、炎症による痛みが増してしまいます。
当院では、検査で炎症があると判断した場合、患部を冷やしたり超音波などで、早期に炎症による痛みが軽減するよう処置を行います。
③筋肉調整
痛みを発生させている原因の筋肉に対して筋肉調整を行います。炎症がある場合、患部は炎症を鎮める軟膏を使用しながら緩めて行きます。遠隔ほぐしで患部への負荷を減らし、テーピングでリハビリ期間の患部の負荷を軽減することで、早期改善を図ります。現場復帰にあたり、必要に応じてサポーターをオススメすることもあります。
④頭部~股関節の骨格矯正
首から股関節に歪みが生じていると、背骨の可動域に制限が起こるとともに、姿勢が崩れ、成長痛の原因にもなります。背骨の可動域に制限がかかってしまうと、周囲の筋肉の負担が増大、その結果、筋肉の過緊張を引き起こし成長痛の増悪につながります。
また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、さらなる痛みの原因にもなってしまいます。
三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除く施術を行います。
また、頭蓋骨の歪みを取り除き、成長痛の早期改善を目指します。
⑤ストレッチや運動指導
ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。運動を強制することはありませんが、お時間に余裕がある時には、無理なく運動することで症状の早期改善、再発防止を期待できます。
当院では、原因の筋肉の緊張を取り除くだけではなく、骨格のバランスを整え、頭蓋骨のバランスを縫合(骨のつなぎ目)レベルで整えることによって頭蓋骨と連動する膝の痛みを解消するだけではなく、筋肉、筋膜、骨膜の血行を促進させ今後の予防メンテナンスを含めた治療を行っていきます。
三条市で成長痛でお悩みの方がいましたら、一人で我慢せず一度野島整骨院を頼ってください。
Q.成長痛を放っておくとどうなりますか?
A.成長期にスポーツを活発にやることでまだ丈夫な骨ができていない状態で筋肉が引っ張り痛みが出ます。これを我慢してそのままにすると大人になっても後遺症として痛みが再発してしまうことがあります。
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