肉離れとは、スポーツ中や日常生活において筋肉に過剰な負荷が加わったり、過剰に伸ばされることにより筋肉が耐えきれず損傷することです。

肉離れの発生する大きな原因としては、筋力の左右差・骨格の歪み・柔軟性不足・食生活の乱れ等が挙げられます。

さらに、筋肉が疲労した状態でオーバーワークをしてしまったりする事も肉離れが起こる大きな原因の一つです。

また、肉離れの原因としては、・ハムストリングス（太もも裏）・大腿四頭筋（太もも前側）・腓腹筋（ふくらはぎ）などによく起こります。大腿部の肉離れは特に、スポーツ活動の多い若年層に好発します。ふくらはぎの肉離れは、各年齢層にまんべんなく発生します。年齢が高くなるごとに筋肉の柔軟性は低下していきます。結果それが肉離れに繋がる要因の１つとなります。

当院に来院されるまでに大切なのは、次の2つです。

①すぐに冷やす。ただし、冷やしすぎない。

肉離れを起こした直後は、歩行を控え、直ちに冷やすことが大切です。

アイシングには内出血の拡大を防ぐ効果があります。

しかし、冷やしすぎると筋肉が固くなり、回復に必要な血行を悪くしてしまいます。 冷やしすぎて痛くないことを目安として、10～20分程度にしてください。

②移動時は、患側に体重をかけない

肉離れになってしまったら、患側（けがをした側）に体重をかけないことがとても重要です。移動する際は、誰かに肩を貸してもらったり、おぶったりしてもらえると理想的です。それができない場合は、ケンケンでも構いません。くれぐれも患側に体重を乗せないように気をつけて移動しましょう。

①肉離れの個所や、痛みの出ている原因の解明

丁寧なカウンセリング、検査で肉離れの個所や、痛みの出ている原因を究明します。

②炎症に対する処置

肉離れでは患部に炎症を伴っているケースが多くあります。炎症がある場合は、骨格矯正や筋肉調整をするだけでは患部の血行が急に良くなりすぎてしまい、炎症による痛みが増してしまいます。

当院では、検査で炎症があると判断した場合、患部を冷やしたり超音波などで、早期に炎症による痛みが軽減するよう処置を行います。

③筋肉調整

肉離れの患部については、直接ほぐしてしまうと悪化してしまいます。患部の直接刺激は筋膜間リリースのみ行い、遠隔でのほぐしをメインに筋肉調整を行います。

④頭部～股関節の骨格矯正

首から股関節に歪みが生じていると、背骨の可動域に制限が起こるとともに、姿勢悪化の原因にもなります。背骨の可動域に制限がかかってしまうと、周囲の筋肉の負担が増大、その結果、筋肉の過緊張を引き起こし肉離れ個所の痛みが増してしまいます。

また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、さらなる姿勢悪化や痛みの原因にもなってしまいます。

三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除く施術を行います。

また、頭蓋骨の歪みを取り除き、肉離れ個所の負荷軽減を図り、早期改善を目指します。

⑤ストレッチや運動指導

ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。運動を強制することはありませんが、お時間に余裕がある時には、無理なく運動することで症状の早期改善、再発防止を期待できます。無理をして肉離れが再発しないように、リハビリ運動は無理なくやりましょう。

当院では、原因の筋肉の緊張を取り除くだけではなく、骨格のバランスを整え、頭蓋骨のバランスを縫合(骨のつなぎ目)レベルで整えることによって頭蓋骨と連動する個所の痛みを軽減します。筋肉、筋膜、骨膜の血行を促進させ今後の予防メンテナンスを含めた治療を行っていきます。

三条市で肉離れでお悩みの方がいましたら、一人で我慢せず一度野島整骨院を頼ってください。

Q.肉離れの痛みがなくなったら、元のように運動して良いの？

A.肉離れの痛みがなくなっても、組織が完全に回復しているとは限りません。無理をすると再発する恐れがあります。日々状態を確認しながら計画的にリハビリを行いましょう。日常生活や競技復帰にあたり、全力でサポートいたします。