股関節は球関節という構造をとり、多方向への可動性をもつ関節になります。また股関節には日常生活の歩くという動作だけでも体重の3～4倍の力がかかると言われています。

この力を支えるために股関節には筋肉や靭帯が多く付着しておりそれぞれが上手く作用することで安定し多方向への可動を可能としています。股関節痛の多くは筋力低下や股関節の可動域制限、股関節のアライメント不良によって生じることが多いと言われています。

このような原因により股関節、鼠径部付近、大腿部上内側に痛みを訴える方が多いです。

上記で述べたように多くの原因は筋力低下・柔軟性低下による可動域制限のよって痛みを生じることが多いです。

スポーツ動作で起こる股関節痛は深層筋の腸腰筋由来のものや大腿部の内転筋由来が主な原因で起こります。この筋肉をうまく使うことができず代償動作が起こり股関節に負荷がかかり痛みを生じる、内転筋と外転筋の筋バランス不良によって痛みを生じるなどさまざまな要因があります。

その他にも運動不足により筋柔軟性の低下により関節可動域制限が生じ痛みを生じる。不良姿勢や重心の偏りにより左右どちらかの股関節に負荷がかかり痛みを生じるなどがあります。構造的な問題である、臼蓋形成不全や変形股関節症、関節置換術後のリハビリ不足なども原因の１つとも言えるでしょう。

①股関節痛の出ている原因の解明

丁寧なカウンセリング、検査で股関節痛の原因を究明します。

②炎症に対する処置

股関節痛では患部に炎症を伴っているケースが多くあります。炎症がある場合は、骨格矯正や筋肉調整をするだけでは患部の血行が急に良くなりすぎてしまい、炎症による痛みが増してしまいます。

当院では、検査で炎症があると判断した場合、患部を冷やしたり超音波などで、早期に炎症による痛みが軽減するよう処置を行います。

③筋肉調整

股関節痛を発生させている原因の筋肉に対して、筋肉調整を行います。

④頭部～股関節の骨格矯正

首から股関節に歪みが生じていると、背骨の可動域に制限が起こるとともに、股関節痛の原因にもなります。背骨の可動域に制限がかかってしまうと、周囲の筋肉の負担が増大、その結果、筋肉の過緊張を引き起こし股関節痛の発生に繋がります。

また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、さらなる股関節痛の原因にもなってしまいます。

三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除く施術を行います。

また、頭蓋骨の歪みを取り除き、股関節痛の早期改善を目指します。

⑤ストレッチや運動指導

ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。運動を強制することはありませんが、お時間に余裕がある時には、無理なく運動することで症状の早期改善、再発防止を期待できます。

当院では、原因の筋肉の緊張を取り除くだけではなく、骨格のバランスを整え、頭蓋骨のバランスを縫合(骨のつなぎ目)レベルで整えることによって頭蓋骨と連動する腰の痛みやしびれを解消するだけではなく、筋肉、筋膜、骨膜の血行を促進させ今後の予防メンテナンスを含めた治療を行っていきます。

三条市で股関節痛でお悩みの方がいましたら、一人で我慢せず一度野島整骨院を頼ってください。

Q.股関節痛を放っておくとどうなりますか？

A.股関節痛をそのまま放置してしまうと膝関節や足関節などほかの関節に痛みを生じる可能性があります。他にも歩き方がおかしい、筋力不足やバランス不良により姿勢が崩れるなど身体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。